2012.11.23 Fri
'92y FXRS-SP ヘッド回りの修理。

コンプレッションは問題なかったのですが、インテークを覗くとオイルでべっとり。




何処も彼処もカーボンの堆積は酷い状態です。






当初バルブシールの不良だと思っていましたが燃焼室のカーボンの量が半端無い。これは何かオカシイ事になっています。とりあえずバルブを抜いてみたところ、バルブシャフトのアタリが不均等で酷いところは指の腹でなぞると凹みも確認出来ます。


大きく当たっている部分を見てみると、バルブシールが当たってストロークする部分が最も酷く摩耗しています。シールをよくよく見ればブリキの部分がバルブに干渉して光っているようにも見えます。バルブシールを抜き取る時、異常に固かったもの気になります。


酷いところは2段に段ツキが出来ており、この摩耗によりオイル下がりを起こしていた可能性が大きいです。こうなるとバルブガイドも当然信用出来ません。

ガイドなのかシールなのか、どちらが原因でトラブルの引き金になったかは定かではありませんが、こうなるとバルブは新品交換しバルブガイドを国内で製作、打ち変えが最も確実に修理が出来る方法かと思います。
カバーチャージが発生したとしてもアッセンブル・ヘッドは信用するべきではないです。
しかし参りましたねぇ。。
- 関連記事
-
- S&S 93cu" FXRS トップエンド組立。 (2012/11/30)
- ヘッドワークな一日。 (2012/11/27)
- '92y FXRS-SP ヘッド回りの修理。 (2012/11/23)
- '91y FXRS / '98y FLHR-C。 (2012/09/25)
- '07y SE120R FXDL 1次ドライブのリカバリー。 (2012/07/25)
| Engine Maintenance | 19:44 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑