2012.11.15 Thu
雑務な水曜日。
職業柄海外から部品を取り寄せする事は多いのですが、日本から海外へ送る事はあまりありません。
しかし今回、”T-man Performance”との取引を始めた為、海外へ部品を発送する方法を考えないといけません。
100kgを超えるような、例えば車両や設置型の工具箱などといった手で運搬出来ないようなものに関しては既存の取引先に依頼すればコトは済みますが、宅配便レベルの荷物だとこれがまた微妙です。
日本郵便が展開するサービスだけでもEMS(国際スピード郵便)、航空便、エコノミー航空(SAL)便、船便があり、加えて国内大手宅配便会社やDHL/FedExなども様々なサービスを展開しています。
重さや大きさ、到着日数により価格は様々で、送るパーツの大きさや重さに応じて最も適切な方法を選択する必要があります。また重さや大きさは取り扱い出来る限度もありますからモノによっては送れなかったりするものもあったりします。
今回はシリンダーヘッドとシリンダーを送りますが、それぞれを2個口に分けて最も速いEMSで送ろうかと思っています。届ける州にもよりますが、三重からノースカロライナまでだと3日で到着するみたいです。
という訳でインボスと梱包は終了したので明日郵便局から発送します。
さてさて、画像はコーティングの終了したバルブシャフトです。念の為バルブをガイドに刺してみましたがまだガタガタ。笑 コーティングで1/100ほど太くなっているのですが、通常規定値内であれば少しタイトで、軽く水ペーパーを当てるとようやく差し込める感じがベストです(※個体潤滑処理の場合)。
こちらのエーデルブロック・ヘッドはガイド製作+打ち替えの為内燃機屋さんに発送します。

ツインカムを搭載するFXRのエンジンパーツの準備が整いました。こちらは5速FXRトランスのままS&S-100cu"で作る車両のものです。あとはピストンとバルブのコーティングの有無をオーナーさんと相談したらフレームに搭載しトップエンドを仕上げます。

オマケの画像はこちら↓
お馴染みマコナベさん率いる”CHOPPER JOURNAL”誌、今月27日発売の最新号には当店で製作したSE120R搭載のFXDBIのインプレッションが”Ride & Report”のコーナーで掲載されます。
塩の平原を走る”FXR Bonneville Racer”と伊勢湾岸を走る”SE120R FXDBI"、この2台は今の当店の方向性を具現化した、スピードとパワーに特化した2台となっています。
どちらの車両にしても第三者が乗る事は本当に稀なのですが、百戦錬磨のマコナベさんにライドして頂いてどう評価されるのか個人的にも興味津津。
全国書店にて、是非お買い求め下さいマセ!

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