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2012 ボンネビルを終えて。

皆様、有り難う御座いました。

IWASAKI_01.jpg

Photo by HIROSHI IWSAKI all rights reserved.


3度目のボンネビルを終えました。今期初めてレコードを逃した訳で、そうそう簡単に破れるクラスではない事を重々承知の上での参戦でしたが、やはり悔しいです。
毎年の事とはいえ、金銭的、時間的な制約が大きく望み通りのクラスへの参戦は叶わなかったのですが、走りは特別悪くなかったので悔しさは倍増します。

初のエアロ装着という事もあり、手応えを得るまでに時間が掛かった事も敗因でした。フェアリングを装着する事によりダウンフォースが発生する為、今までの足回りのセッティングではなかなか上手くいかず、加えて車体のディメンション、前傾しているのか後傾しているのか、ロアカウルと路面の距離でも刻々と車体の動きが変化する為、一本走ってみてはセッティングを煮詰めるという地味な作業に終始しました。

数本走ってみて平均最高速度が均一化してきた事により、このエンジンの限界点を知る事が出来ました。無理して回せばバルブやピストンに負荷が掛かり最悪ブローに繋がりますし、極端に勝負に出たキャブジェッティングについても同様の結果を招きます。
苦渋を呑む決断でしたが、今回はフェアリングのデータ取りと割り切り、淡々と走り込んだつもりです。

当方がアプローチしている方向は多分海外の方とは全く異なります。車体の作り方も、考え方も、全て日本人の当方が日本で考え、日本人なりに形にした結果の集大成がこのレーサーだと思っています。

勿論どちらが良いか、なんて事を論じるのは無駄です。どちらにせよ”速ければ勝ち”の世界です。しかし、当方は日本でお店を営み、日本の皆様の車両を整備させて頂いています。
レースと一般整備は当然異なりますが、多くのデータはお客様の車両に確実にフィードバックできます。レースと同様のパワーやスピードを望まないとしても、足回りのセットアップなどはその最もなところで、当店がオクムラチューンに傾倒するのもそこに理由があります。

今年は沢山の方々が日本からお見えになり応援して頂いたにも関わらず、1つのタイトルも取れなかった事は本当に申し訳なく思っています。レースに時間を割いた為にストップしているお客様にも謝罪の気持ちで一杯です。

ただ、今回3度目のこのボンネビルで、自分自身の”立ち位置”というものが分かった気がします。

多くのLSRレーサーやスタッフと話をしましたが、決して上手くも無いし、単純な英単語の羅列に過ぎない当方の話に耳を傾けてくれ、毎日毎日長い待ち時間も比較的辛く無かった気がします。
やはり継続する事にこそボンネビル最大の価値がある、と思っています。

毎年は無理かもしれませんが、ボンネビルで知り合えた方々との繋がり、そして何より自分自身へ挑戦する為にも、これからもマルマスがある限り最高速への挑戦は続きます。

明日には帰国しますのでまた宜しくお願い致します。
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