2012.08.09 Thu
'88y FXRS-SP / '91y FXD / '81y FXS。

フロート室ドロドロかと思いきや以外と綺麗。ボウルのOリングも交換されています。

オーバーフローの原因はこれ。フロートバルブに3箇所縦傷が入っています。これが引っ掛かってオーバーフローしていたと思います。幸いボディが逝ってしまいパーツ取りになっているケイヒンバタフライは山ほどあるので、バルブを外して交換。バッチリ直りました。
またアフターやバックファイヤーが出るという事だったのですがスロージェットが小さ過ぎでした。メインはそのままですがスローを交換しミクスチャーを調整、点火時期も遅れていたので適正に戻しました。


とりあえず最低限修理する箇所は直したので閉店後試乗する事にします。

続いては'91y FXD。エンジンオイルとリアのタイヤ交換です。
リアタイヤはサクッと交換。しかしエンジンオイルのドレンを緩める際、嫌な感じがしたのでもしや、と思いましたが、やっぱりドレンボルトのネジ山が逝っておりました・・・この年式のダイナのアルミ製オイルパンはよほど注意していないとタダでさえナメ易いので注意が必要なのですが、、、参りましたね。



これは当方の親戚にあたるオーナーさんの車両なので、とりあえず預かる事にしました。
で、最後に'81y FXS。納車の前にオーナーさんに乗って頂き、数箇所の手直しと今後についてご相談。長らくお待たせしてスミマセンでした。

閉店後FXRSを試乗しました。遣れた外観とは裏腹に、エンジンは思ったより悪くない感じです。タペットブロックが社外品に変わっていたので何かやってあるんだろうなぁなんて思ってましたが、どうやらボルトインカムあたりが入っています。ケイヒンバタフライとDYNA-S点火の割には、なかなかどうして速かったので。
回りが軽いので回されてたエンジンだと思いますが、回したエンジン特有のノイズが出ています。しかしキチンとオイル管理を行えば、しばらくいけるかと思います。
キャブや点火も見直す話も出てましたが、寒くなるまではこのままで良いと思います。なかなか調子の良いバタフライも少ないですから。

という事で、まずはこの状態で乗って頂く為、明日納車させて頂きます。
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