2012.04.29 Sun
'94y FXLRと諸々の作業。
フロント21インチ+リアディッシュホイールに何故かホワイトリボンタイヤ、カットフェンダーでトドメは車体全てをリンクルブラックの缶スプレーで塗ってしまっております・・・・在り得ないです。。

で、こちらで用意させて頂いた程度極上の9キャストホイールに交換です。

リアプーリーもノーマスキングで缶スプレー攻撃してあった為、折角綺麗なキャストを履くのですからエッジの部分を磨いて純正っぽくしました。ここはサービスですので仕上がりはご勘弁を。


ホイールが変わっただけで随分と雰囲気が変わりました。

この車両は'94yという事もあってフレームやオイルタンクは艶々でとても綺麗です。FXRで最も重要なのは年式とフレームの程度ではないか、といつも思います。
外装や補記類は後からでも手を入れて綺麗にする事はいくらでも出来ますが、フレームは金額が嵩む為厄介です。
この車両もカットフェンダーをストックに戻し、ソリッドのブラックでいいからオールペイントでもすれば、見違える程格好良くなると思います。シートやリアショックの注文も頂いておりますが、現時点で未入荷の為しばらくはこのまま乗って頂く事になるかと思います。

さてSE120RのFXDBIはサンダーマックスで学習中。明日は天気が下り坂みたいなのですがどうでしょうか?

取付一ヶ月もしないうちにオイルが漏れてクレーム修理となったオーリンズのRサスペンションが速攻で戻ってきました。当然正規品ですのでラボ・カロッツェリア様での作業です。
オーリンズではFXR専用設計されたサスがありません。そこでXLHやFXD用の様々なサスを当店では流用していますが(時には国産用のものも流用します)、オーナーさんの体重や走るシチュエーションに合わせショックを選択して頂くようアドバイスさせて頂くことが常です。
しかし今回、装着後直ぐ、それも2本同時に漏れたので新品組み付け時の不良であると判断しました。まぁしかし実作業を行って頂くカロッツェリア様からの連絡を待たないと本当のところは分かりませんので連絡を待っておりましたところ昨日電話を頂いた次第です。
原因は新品組み付け時、インナーロッドに塗付するグリスの量が通常より多く、グリスが過度に付着したまま走行した為グリスに付着した砂をオイルシールが噛んでオイル漏れを起こした、という事でした。
オーリンズは多くの製品と同じように工場のラインで生産されています。そこで製品には若干のバラツキがあり、100%今回のようなケースは在り得ない、とは言い切れないのが現状のようです。
インナーロッドを再研磨して頂き、当然オイルシールも交換。アウターケースに曲がりや歪が無いか計測して頂いたとの事でしたが、念の為新品のアウターケースにも交換したので実質新品になっています、という事でした。
対応も素早く説明も丁寧で分かりやすい。真摯な態度が伝わり気持ちが良かったです。

工業製品である以上、100%完璧、というものは無いと思います。しかし、こういったミステイクが起こった時、どう対応するかが本当の意味で問われるところだと思います。
どんな仕事でもそうですが、結局は人と人との信頼関係で世の中は成り立っていると思います。作業や仕事に対して正直である事、それが全てだと思います。
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