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MARUMASU Motorcycle Lounge.

2006 - 2021 Specializes in Harley-Davidson / Japanese Classics Maintenance & Speed Pro Shop " The Spirit of Bonneville Salt Flats" Land Speed Racing. / 2010/2011 FIM World Speed Record : 2011/2014 AMA National Champion : 310-1 Nishi-bessho, Kuwana-shi, Mie 511-0851 JAPAN.

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DELKRON 97cu"EVO トップエンド組立準備~その弐。

今日は終日大荒れの天気でした。

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台風のような荒れた日でしたが、当店の作業も大荒れ・・・・そんな感じなので店内も散らかってます。

まずはオイルラインを通す箇所を確認しておき、一度ケースをフレームから下ろしてオイルラインのフィッティングを取り付けます。

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この車両のシートは、本日シート屋さんへ発送。極々普通なタックロールです。

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オイルラインのフィッテングが決まったら再びエンジンをフレームに搭載。トップエンドを組む前にピストンリングのギャップを調整します。

が、リングのエンドギャップがゼロどころかリングが重なっております。。

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昨日も書いたとおりこのエンジンに使っているピストンサイズは特殊で、この先も入手は困難極まりないかと思います。O.S.もありませんから大事に乗って頂くしかない、といえば無いのですが、そこは当店の常連さんですからぶっ飛ばさない訳がない。
壊したら次はT/Cでお願いしますよ、と最初にお話した事は本当の事でして、スペアのパーツが無いというのは本当に辛いところです。

それでも現在あるパーツを使って、なんとかモノにしないといけません。リングエンドギャップは全て調整すればよいだけですが、オイルのエキスパンダーリングの加工は多分前代未聞ではないかと。他のパーツを流用する選択肢が無かったので、まさかの加工となりました。

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でもってシリンダーベースガスケットも当然無い。しかしながら、カチカチに硬化して破れたモノが一枚あるので、これを見本に銅版をレーザーカットしてガスケットを製作します。デルクロンケース側のオイル穴がシリンダースリーブ側に極端に寄っているので(それだけボアがデカイという事)ツインカムのようにOリングが使えるよう加工する訳にもいかず。どれをとっても歯痒い感じですね。

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なんとかピストンリングの調整が終わり、ピストンにセット。先が思い遣られます。

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そんな荒れた気分の一日でしたが、お菓子が届いてちょっと和みました。
Wさん、ご丁寧に有難う御座いました。逆に気を遣わせてしまって申し訳なかったです。

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ココロとカラダの荒廃した数日間がこの先も続く訳ですが、唯一同業者さんと「参ったねぇ~」なんて苦労話をしながら喋るツマラナイ会話が、最も気分を癒すのは間違いのないところ。

blogはこの先極力続けるよう努力しますが、アップの頻度が減ってきたら、もう限界も近いんだなぁと察してやって下さい。。
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