2011.11.23 Wed
'88y FXLR / '08y SE120R FXDBI。
しかしながらクイックの作業は兎も角、エンジン腰下からのビックモーター製作+各種車体回りのアップデートとレストレーションまでのフルカスタマイズですと最低でも半年はお待ち頂く状況がこの先も続くかと思います。
作業ご依頼をお考えの場合は、その辺りも含めご検討頂きご来店頂ければ幸いかと思います。
また忍耐強くお待ち頂いているお客様方には心より感謝すると同時に、これまで以上に正確で確実な作業を目指して努力したいと思います。ご理解、ご協力を宜しくお願い致します。
さて、そんな本日まずはSE120R搭載のFXDBI。
エラーコードを読むにはH-Dディーラーに備わる診断システムにかけるのが最も早いのですが、よくよく考えるとこの車両はSEプロ・スーパーチューナーでコントロールしているので純正のエラーコードが読めます。
早速チューナーをセットしてログをチェック。現状問題は無かったので過去のエラーログを消去するとエンジンチェックランプは消えました。
このDBIに関してはシリアル信号でスピードメーターとバイパスされた純正タコメーターしか選択肢は無いのかもしれませんが、引き続き調べてみたいとは思います。

FXDBIの49φFフォークに純正クォーターフェアリングをセットする為のスペシャルマウントは試作第二段階。明日明後日にもレーザーカットから上がってくる筈です。

続いては'88y FXLR。こちらはT/Cを搭載するベース車両です。
先に入庫している作業待ちの車両が数台ある為、この車両に本格的に着手するのは年明け以降です。しかし少しでも作業スペースを確保したいので不必要なパーツは外し、動かし易い車体にしておきたい。この車両で言えばエンジン、ミッション、足回りなどフレーム以外のパーツは全て使いませんので時間を作って分解していきたいと思います。
今時のフリスコなスタイルに戻すのでHOT-DOCK製のカフェドラッグフェンダーや加工されたガソリンタンクも外します。Rフェンダーのサブフレームがカットされているので溶接して修理しなければ純正フェンダーが付きません。

フレームバックボーンは年式を考えれば綺麗な方です。塗装はしっかりしているので磨き上げれば艶は戻ると思います。


死亡しているエボモーター。仙台のドラッグゲームで逝きました。これでエンジン2機めでした。

インテークマニホールドを外すと見慣れたパーツの破片が。バルブガイドが焼きついてバルブと共に抜け落ち、粉砕しています。エンジンは飾りにするという事なので原因追求はしません。


ソレノイド別体式の初期エボのスターター。EVOで少し大きい排気量になるだけでもエンジン始動が困難になります。比較的コンプレッションが低くてもまず無理です。
ソレノイド一体式の強化セルモーターが使えるよう、トランスM/Tケース、インナー&アウタープライマリー、クラッチユニットの全てを交換します。ここは低年式FXRベースにチューニングする場合、ボトルネックになる部分です。勿論T/Cモーター搭載だとハナシになりません。

また折を見てエンジンを下ろします。

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