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DELKRON BIGBORE MOTOR ピストン計測。

今日はデルクロン・モーターの計測です。

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このエンジン、ケース(DELKRON)、シリンダー(NITRALLOY)、ヘッド(S.T.D.改PATRICK)、クランク(S&S)に至るまで全て組み合わせの異なるパーツの為、仕様を自分で決める必要があります。ピストンに至っては特殊なボアなので既製品にサイズが無くワンオフでの制作となります。

しかしピストン以外のパーツはほぼ揃っているので実測してサイズを割り出し、今流行りの"Facebook"で知り合った米国CPピストンの方に直接オーダーするという段取りになっています。

で、まずはS&Sのクランクをケースに仮組みします。その為レフトサイドBBは組まず、ピニオンBB側でクランクのセンターを決めます。クランクシャフトのピニオンレース、ケース側のピニオンレースをそれぞれマイクロとボアゲージで計測しピニオンBBのサイズを決めます。今回はREDです。

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ピニオンBBはサイズ毎に色コードで分かれています。S&SピニオンBBはほぼ全てを常時ストックしています。

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で、ピニオンシャフトにBBをセットしカムサイドのケースをセット。

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続いてひっくり返しレフトサイドケースを仮組み。レフトサイドBBが無いのでベアリング・シュミレーターをシャフトにセットして仮止めします。

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ここまで準備出来たら、まずは適当なサイズのピストンをコンロッドにセットしシリンダーを取り付けます。画像はS&Sの88cu"や96cu"でお馴染みの3-8/7"のビックボアピストン。しかしニトラロイのシリンダーは4インチ近いボアなのでこんな感じでスカスカ。笑

しかしピストンのピン上デッキハイトを決めたいだけなので、これで十分なのです。

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クランクは基本リバランスが必要となりますが、ピストン重量を目標値で制作して頂く事も出来るので96cu"ストローカー用のピストン重量に合わせる事も可能。しかしながらその場合、ボアが大きい分ピストン・スカートの短い形状になるのでフラッタリングも起こりやすい訳でして。

この辺りはピストンメーカーさんの意見を伺い、臨機応変に対応したいと思います。

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| Engine Maintenance | 19:41 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT

>Datchクン

簡単な仕組みのエンジンですが、拘り出せば意外と奥が深いのがOHVの面白いところ。
ショップさん毎に独自のノウハウがあるのも楽しいところですねぇ。

| mie4speed | 2011/02/10 16:36 | URL | ≫ EDIT

ムゥゥゥ~ 奥が深いですね。

| Datch | 2011/02/10 14:41 | URL | ≫ EDIT















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