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'91y FXR トップエンド分解検証。

昨夜はSMASHで午前3時過ぎまでのんびり。
お陰で今日は寝不足気味です。

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そんな本日は小雨の混じる生憎のお天気でお客さんはゼロ。しかしこんな日は作業に集中出来るので嫌いではありません。早速昨日入庫したFXRのトップエンドを分解します。

昨日エンジンを始動してて思ったのですが、キャブのジェッティングが濃い目。吹き返しも多いです。このあたりは追々詰めていけば良いので今はあまり気にする事もありません。

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で、ロッカーを外すと乳化したオイルでべっとり・・・・。この車両は91yですのでオイルタンクにオイルレベルを見る小窓が付いています。昨日の時点でオイル窓が白いので?と思っていましたが、乳化したオイルでした。

この年式はケースブリザー方式ですのでロッカーにこれだけの乳化したオイルが付着するのは希です。前後ロッカーアームにもあり得ない程水滴が付着していています。しかしロッカーボックスのラバーシールは見た目にはしっかり効いていたので外から混入したとは考え難い訳ですが、原因は長期間火を入れていなかった車両なのか、それとも乳化しやすいオイルが入れてあるのか(並行輸入モノのMOTUL300Vなどは国内正規モノと添加剤の複合が異なる為、湿度に弱く劣化し易かったりします)とにかく原因を探らなくてはいけません。

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ロッカー回りのボルト類は全てトルクが甘くなっており、1トルクかければ後は指でスルスルと回る程。ロッカーからのオイル漏れはありませんでしたが時間の問題だったのではないかと思います。
またG/Kは純正ですが、その硬化してパリパリに劣化した状態から一度も腰上を開けられていないと思います。

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ロッカーに比べるとヘッド回りは今のところ特に問題はなし。ヘッドボルトのトルクも規定値でしたし燃焼室、ピストン、シリンダーの状態も良好。年式の割には低走行距離ですし大事にされていた車両なのかもしれません。

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シリンダーベースG/Kからのオイル漏れが酷かった訳ですが、劣化して硬化、潰れきって吹き抜けています。新車時からのG/Kと考えればこの程度で当然です。

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