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'88y FXRS エンジン検証。

並行して作業している'88y FXRS。これまで使ってきたエンジンを分解です。

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外見上はリアバンクのヘッドガスケット吹き抜けが主たるトラブルですが、あまり書きたくはないのですが多くのトラブルが発生しておりエンジン的には限界だったと思います。まぁタイミング的には良かったのではないでしょうか。

こちらがリアバンク側のヘッドガスケット。熱による負荷が掛かりやすいハーレーのエンジンの場合、ブローする時は大抵リアが逝きます。結構なハイカム+ハイコンプピストンという組み合わせにはちょっとこのガスケットでは役不足だったのかも。それからシリンダースタッドとヘッドボルトのトルクが甘くなっていた事とロッカー回り全般もトルク不足でした。

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プッシュロッドのロアOリングは薄いスペーサーとOリングが逆組み。しかし漏れる事もなく問題なく機能していました。適当でも動いているのはハーレーの素晴らしいところであり裏に填るところでもあり。

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今回2番目に問題だったのがこのピストンの状態。前後共にかなりウェットですが理由は簡単でセカンドリングが逆組みでした。オイル上がりを誘発させていた訳です。

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で、今回最も問題なのがオイルラインに混ざった大量のアルミスラッジ。シリンダースタッドの取付穴を加工した時なのか、それともブリザー周辺やカムジャーナル部分を削った跡が見られたのでその加工の際なのか。しかし普通加工するにはケース単体で行ってから洗浄を行うのでまず入らない筈なのですが・・・。ピストンやシリンダー、ヘッドにはそのような痕跡が見られないのでちょっと不思議です。

タペットブロックベースのオイルラインにクラックこそ入ってませんが、そこからブレーキクリーナーを吹き込むとカムカバー側に大量のスラッジが出てきます。当然オイルラインやオイルタンクにもかなり回った筈です。

よくよく洗浄してみるとケースデッキ部分からタペットブロックベースに向かってクラック有り。極太のシリンダースタッド穴を開けてしまっているので強度が不足したようです。ケースは使いませんので構いませんが・・・

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